「ゼッタイ、いや!もう、ママなんて大っきらい!!」
あぁ、またはじまった….
世の中の親全員に立ちはだかる壁。
それは子供に苦手を克服させること。
人生好きなことばっかりやるわけにはいきません。
嫌なことだってやらないといけない時だってあるんです。
そう、子供でもね。
わたしの、息子はなぜが「水着に着替えるのがイヤ」という、
意味不明な苦手を克服しなければなりませんでした。
わたし「どうして水着がイヤなの?」
息子「だってイヤだから」
わたし「…」
でも、この苦手を1週間で克服することに成功したんです。
今日はわたしが実践した方法をご紹介します。
子供の苦手を克服する具体的なステップ1:子供の気持ちを理解する。
子供の気持ちを理解するといっても、相手は子供。
自己表現はうまくないですし、いくら理由を尋ねても「イヤだから」の一点張りも多いです。
では、どうするのか?
親戚、友人、兄弟で、自分の子供と似た境遇で育った人に相談するのです。
長男には長男の、次女には次女の、末っ子には末っ子の特有の悩みがあります。
それは、普段の親の接し方(無意識)が原因で発生しているもの。
また、特に親族には遺伝子も近いので、似たような性格をしている人もいるもの。
そういう方に意見をもらうと、
・子供のころに、親から言われてイヤだったこと
・言い方、言い回しを少し変えるだけで伝わり方が違うこと
・接し方の問題点
が浮かび上がってきます。
親が無意識にやっていたことを反省し、改善していくことで、子供の態度もガラリと変わります。
まさに灯台下暗し、答えは身近にあるのです。
子供の苦手を克服する具体的なステップ2:ハードルを下げる
「なんでこんなこともできないんだ」
イライラしていると、子供を責めてしまいます。
まずは気持ちを落ち着けましょう。
できなければ、できるようにハードルを下げて徐々に慣れさせてあげるのです。
わたしの息子の場合
わたし「ねえ、水着はいて!」
息子「いや」
わたし「じゃ、膝だけ」
息子「いや」
わたし「じゃ、足首だけ」
息子「いや」
…(この野郎…怒)
わたし「じゃ、水着さわってみよ」
息子「…いいよ」
と、なんと触るところからはじめました。
最初は「情けない」と思いますが、ジョジョに慣れていくもの。
1週間後には次の作戦を併用し、水着を着て、プールに入れるまでになりました!
子供の苦手を克服する具体的なステップ3:必殺、ご褒美!
あまり、物でつるのはよくないんですけど、ここぞという時の奥の手!
必殺、ご褒美作戦!!
今回は
・水泳が苦手だったら小学校、中学校で必ず困る。
・万が一、水の事故にあった時、身を守れない。
・夏のレジャーにいけず、将来的な思い出の量が減る。
この3つを理由に、重大な問題であると判断しました。
ポイント1
ご褒美は、最初から全部あげるのではなく、ちょこちょこ小出しにしましょう。
最後に一番好きなものをあげる。
もしくは、メダルをあげる場合は、5個たまったら最後に大きな金メダルになる
ポイント2
あげる時も大げさに。
我が家では、表彰式のような演出をしてヤクルトあげてました。
結構、子供は嬉しいものなんです。
子供の苦手を克服する具体的なステップ:まとめ
今回紹介した方法はテクニックにすぎないのかもしれません。
本当に大事なのは「子供を思う気持ち」
臭いですけど「愛」です。
そして、問題を放置せずに向き合い続ける「忍耐力」
問題はなかなかすぐに解決しないものです。
ですが、愛と忍耐力で真正面から問題に取り組めば
必ず子供も理解して苦手を克服してくれますよ。