出典:http://ososhiki.bellco.co.jp/
七五三のお祝いと喪中・忌中が重なって悩んでいませんか?
両親や親戚の意向も気になりますが、子どものお祝いはきちんとしたいのが親ごごろです。
そんな悩めるパパやママのために喪中・忌中に七五三のお祝いをしてもいいのかを調べてみました。
迷っている場合はぜひ参考にしてくださいね。
不幸があったときに七五三のお祝いは不謹慎?
身内に不幸があった場合、お祝いごとは控えるのが一般的な風習です。
ところが、最近ではそうでもないようなのです。
現代の多様なライフスタイルに合わせて、忌中・喪中の過ごし方が変化しています。
子どもにとって、一生に一度の大事な節目の儀式。
つつましく、家族だけでお祝いするならよいとされるケースが多くなってきています。
ただし、どちらかの両親や祖父母、親戚に渋い顔をする人がいるかもしれません。
周囲の方の心情にはくれぐれも心遣いを忘れないようにしてくださいね。
忌明けなら、七五三のお参りをしても大丈夫のようですが、一度神社に相談してみることをおすすめします。
忌中とは?
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不幸があった日から数えて49日間、喪に服すことを「忌中」といいます。
昔は、忌中のあいだは、外部との接触を断ち、自宅にこもり故人を偲んで過ごしていたそうです。
その風習はいまでも引き継がれていて、忌中のあいだはお祝いごとやお祭りは自粛するものとされています。
結婚・家の新築や改築・神社へのお参り・神事をともなうお祭りやお祝い・新年を祝うなどは一般的に避けるほうがよいとされています。
忌中は49日とあまり長くはありません。
予約している写真撮影だけすませて、忌明けにお参りという形がよいかもしれませんね。
喪中とは?
喪中とは近しい人に不幸があったとき、一定の期間、喪に服すことをいいます。
故人を偲びながらも、悲しみを乗り越え、徐々にいつもの生活に戻っていくためのインターバルともいえます。
故人との関係によって期間が違い、父母なら13ヶ月、祖父母なら90日とされています。
喪中の期間は、明確に決められているわけではありませんが、昭和22年に廃止された太政官布告を目安にしているといわれています。
喪中の期間はお正月や結婚式などの、お祝いごとを行ったり参加したりすることはなるべく控えるのが一般的です。
しかしながら、最近は喪中にたいする考え方も変わってきています。
身内の反対がなければ、予定どおり七五三をしても、よいのではないでしょうか。
まとめ
子どものこれからの幸せをお祈りする七五三。
もし急な不幸があった場合に、お祝いしてもいいのか判断に迷ってしまうのはしかたがないことです。
お子さまも七五三を楽しみにしていることでしょう。
がっかりさせてしまうのは親としても切ないですから…
ただし、デリケートな事柄なので、家族でよく話し合い悔いの残らないようにしたいものです。
もしも反対されたなら、記念写真だけ撮ってお参りは翌年にするなど、臨機応変に考えてみてくださいね。