月見団子の材料って、紛らわしい…
今年はお手製の月見団子を作ろっかな〜♪
さてさて、クックパッドでレシピを調べて〜♪
あらっ?材料に上新粉とか白玉粉ってあるけど、どんな違いがあるのかしら?
見た目は粉だし、どれも一緒に見えるわ…
そこで!今回は、月見団子の材料、米粉、上新粉、だんご粉の違いをカンタンまとめました!
これでクックパッドのレシピを見ても迷わなくて済みますよ。
米粉、上新粉、白玉粉、だんご粉の違いとは?
一目でわかるように図にしてみました。
1.米粉
米粉は、米を製粉した粉のこと。団子、餅、せんべい、麺などの原料になります。
米粉というのはあくまでも総称です。
上新粉、だんご粉、白玉粉は、米粉(総称)の種類にあたります。
原料や製法によって使う用途が違うので、呼び名が分かれています。
2.上新粉
上新粉は、うるち米を加工して製粉した粉です。団子やういろうの原料に使われます。
うるち米とは、普通に食卓に食べるお米のことです。
いつもスーパーで買う米=うるち米と覚えましょう。
精白したうるち米を乾燥させたあとに、少量の水を加えて製粉して作ります。
ちなみに、目の荒いものを新粉・並粉、細かく品質が良いものを上新粉、最も細かいものを上用粉といいます。
原料がお米なので、固めで歯切れのよい食感になり弾力性は弱いのが特徴です。
3.白玉粉
白玉粉は、もち米が原料の粉です。
もち米はお餅や赤飯を作る時に使うことでおなじみですね。
もち米を水洗い、石うすで水びき、沈殿したものを乾燥させて作ります。
原料がもち米なので、食感に弾力がありモチモチしているのが特徴です。
4.だんご粉
だんご粉は、うるち米ともち米をブレンドしたものです。
ブレンドする比率によって、食感に違いがでますので、お好みで調整できるのが最大のメリットです。
上新粉が多い→歯切れのよい硬めの仕上がりに
白玉粉が多い→モチモチっとして柔らかめの仕上がりに
月見団子に最適な粉ってどれなの?
お好みの食感に合わせて材料を選べばOKです^^
モチモチっとした食感の団子が好きな場合は白玉粉を使います。
三方を用意して15個重ねるの場合は、ある程度の硬さが必要なので、上新粉を使うのがオススメです。
作り慣れてきたら、ブレンドしてお好みの硬さに調整するのもアリ。
ちなみに、作った後の硬くなりやすさは以下のとおりです。
上新粉 → だんご粉 → 白玉粉
小麦粉を使うのはアリ?
小麦粉と言えば、パンやお好み焼き、麺に使うおなじみの食材ですよね。
引き出しにたくさん保存してあるし、同じ粉なので小麦粉を使うのはどうだろう?と思いますよね?
結論から言うと、オススメではありません。
小麦粉を使うと、パンのような食感になるためです。
また、米粉を使うものを「団子」、小麦粉を使うものを「まんじゅう」と言いますので、そもそも団子じゃないじゃん!って話になります。
お好みの食感に合わせて材料をチョイス!
いかがでしたでしょうか?
米粉、上新粉、白玉粉、だんご粉の違いが理解できたのではないかと思います。
我が家では最初、三方(さんぽう)に乗せてきちんと飾るために、上新粉で月見団子を作っていました。
しかし、最近では子供が「モチモチのお団子が好き」というので、上新粉に白玉粉を混ぜてだんご粉で月見団子を作るようになりました。
家族みんなでワイワイやりながら美味しい月見団子を食べるのが一番だと思います♪
カンタンなレシピもご紹介してますので、こちらもご覧くださいね。